昨日の、WBAライトフライ級王座決定戦で、亀田興毅選手が、べネズエラのファン・エストラダ選手に判定で勝利し、王座についた。
挨拶もろくにできない、あきれた亀田親子のことは、このブログの「具志堅さんの発言を支持する」 で述べた。 礼儀、あいさつは、リングに上がる以前の問題なので、百歩譲るとして、亀田選手の実力がどの程度か、少しは興味があったので、自分もこの試合はTVで観た。
実際の試合では、1ラウンド終了間際、ダウンを喫し、11、12ラウンドはパンチをもらい続け、立っているのがやっと。 素人目に見ても、まず負け試合。 多くのボクシング関係者も、今回の判定を疑問が残ると話している。 自分の採点でも、エントラダが上回っていた。(以下のスコアは自分がおこなった採点表)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
ファン 10 10 9 10 9 9 10 9 10 9 10 10 115
亀田 8 9 10 9 10 10 9 10 9 10 9 9 112
僅差のラウンドでも、10対9でどちらかにつけるというネバダ・ステート・ルール下での試合であるので、試合の流れや、見た目で結果が分かれる事がある。 それを差し引いても、亀田の負けは明確であった。 亀田が攻めてるなと感じたのは、こだわった左ボディへのパンチと、意味もないただ手打ちだけの速い左右コンビネーションだけだった。
自分も、わずかな間ではあったが、ボクシング界に身を置いた人間である。 所属していたジムは、協栄系であった。 その間、色んなことを見聞きした。 ここでは書かないが、ランキング、マッチメーク、健診、等々。 「イズ・ディス・ボクシング?」 と、ため息ともつかぬ嘆きを、心底ボクシングが好きであった自分が、都度味わった。 少なくとも、20年以上前から何も変わっていないということを証明した今回のタイトル戦だった。 ボクシングを志そうとする若者。 こいつらは、本当に純粋な奴らだ。 中には、親の加護もない、親すらいない奴らもいた。 陳腐な言葉だが、「ハングリー精神」。 これが、彼らの中にも生きていたし、少なくともジムの中にも生きていた。 それが、完全に崩壊してしまったような気がする。 今、ジムで、プロデビュー、日本王座、果ては世界チャンプを夢みている彼らが、このような不可解な判定をどう感じるだろうか。
とにかく、亀田よ。 直後のインタビューで、「不細工な試合ですみません」は、ないだろう。 少なくとも、この試合で闘った相手の強さと自分の実力を考えれば、こんな失礼なコメントはない。 九分九厘負けていた中での思いもかけない歓喜の勝利。 こういう時には、自然と人間としての本音が出るものだ。 亀田選手を取材した事があるという人たちは、「普段は礼儀正しい、好青年です」というようなことを言っていたが、それらが全くウソであったという事がわかった瞬間だった。 亀田よ、今からでも遅くない。 相手選手に対する礼儀だけは、最低限守れ。 アホ親父にも教えてやれ。
また、テクニック面でもアドバイスしたい。 自分は、何も亀田が嫌いなわけではない。 もっと、自分及び相手個々の人格を尊重し、自らの実力を客観的に把握しろという事である。 実力に関しては、今回のタイトルマッチで、わずかながらその片鱗は見せたと思う。 初防衛戦までに以下を克服することを願う。
1.相手の正面に立ちすぎる
2.打ち終わったあとにガードが下がる
3.前進している割には、相手へプレッシャーを与えていない
4.ロープに詰めてからが甘い
5.局面的に防戦になった時に、修正がきかない
また、今回を機に、このバカ親父も、少しは礼儀面について、三兄弟に教育すべきだと思うが、タイトル奪取で舞い上がっているこいつじゃ無理か。
まだまだ書きたいが、また次の機会にする。
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