カテゴリー「グルメ・クッキング」の記事

土佐発! 鍋焼きラーメン

今年は猛暑の影響からか、10月になってもかなり気温の高い日が続いた。
はやく秋が来てほしいと願っていたが、その秋を通り越して冬が来たかのようなこの数日の寒さである。

寒い時期に食べたくなるもの。 おでん、鍋料理、ラーメン、うどんなどたくさん思い浮かぶ。 だが、自分にとってはこのグルメが真っ先に頭をよぎる。
「鍋焼きラーメン」 というのをご存じか?
鍋焼きうどんならぬ、鍋焼きラーメン。 これは高知県須崎市のオリジナルグルメである。 どうしてこの鍋焼きラーメンが生まれたのか分からない。 自分の勝手な想像だが、須崎は漁港の街である。 寒季の漁を終えた漁師に温かいものを提供したいと思った心遣いから生まれた優しい料理と勝手に解釈している。 

鍋焼きラーメンとは次のようなラーメンである。
スープは、基本的には鶏ガラ味。 料理では若干煮込むので、あっさりめの鶏ガラスープが望ましい。 麺はストレートの細麺。 博多ラーメンの麺に近いが、違いは卵麺(に近い)ことだ。 そして具。 はっきり言って、どんなものでもいい。 あり合わせの具でOK。 だが、この鍋焼きラーメンに欠かせない代表的な具材がある。 1つは、ちくわ。 スープを吸って少し膨らんだちくわ。 その食感とともに、噛めば噛むほど味が出る。 この鍋焼きラーメンにぴったりと合う。 2つめは、卵。 これは最後に投入し、余熱で半熟気味に仕上げる。 麺とスープに絡めて食べると最高のコンビネーションである。 そして3つめ。 一般的にラーメンでは、チャーシューが乗っかっていることが多い。 ところが、この鍋焼きラーメンでは、チャーシューはない。 そう聞くとなんだか味気ない気がするが、鍋焼きラーメンでは違う肉がしっかりと存在感を出している。 それは鶏肉である。 胸肉よりモモ肉の方がよりスープの味に合う。 熱々のラーメンをこのモモ肉と食べるとその相性の良さに驚いてしまう。

今日、無性に食べたくなって鍋焼きラーメンを作ってみた。
麺とスープは市販のものを使った。 具は、ネギ、ニラ、キャベツ、そして必須のちくわと卵を入れた。 作っている途中から、もういいにおいが漂い食欲をそそる。 完成した鍋焼きラーメンを食べる。 土鍋の熱伝導効果を頭に入れていなかったため、ちょっと火を通しすぎた。 おかげで、中心表面に落とした卵が、煮えすぎて中にもぐってしまった。 早速食べてみる。 この鍋焼きラーメンを食べ方は、鍋から小皿にとって食べる。 麺を口にほおばるが、とにかく熱い! グツグツ煮える鍋から取り分けたものなので熱いのは当然だ。 だがこの熱々さがたまらない。 ちくわの弾力性を楽しみながら、さらに麺をすする。 中にもぐっていた卵は、幸いにも半熟状態を維持していた。 それをれんげですくって麺を入れて食べる。 もう至福の味である。 半熟卵を絡めて食べる料理はいくつかあるが、この鍋焼きラーメンでの相性は他の追随を許さない。 その後は無言で食べ完食した。

鍋焼きラーメン、ぜひもっともっと全国区で知られてほしいグルメである。Nabeyakiramen

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ルルくん・イン・虎ノ門 その4(最終回)

ルルくん・イン・虎ノ門 その3」より続く。

その店とは、「カレーの店スマトラ」。
この店へは、昼食時はもちろんのこと、残業タイムまでの休憩時や、仕事が終わった後にもよく利用した。

だが、その店はなくなっていた。 まだ看板はあったが、シャッターが降り、トタン板で覆われていた。 とてもさびしい思いが胸をよぎる。 思い出の1ページがなくなってしまったかのようだ。 と同時に、昼ご飯をどうしようかという思いもわいてきた。 Nec_0003たしか、あと2軒、このスマトラのチェーン店(?)があったのを思い出した。 その1軒目は新橋駅へ向かう途中の繁華街にあったはずだ。 足を速める。 新橋は、同僚や先輩達とよく飲みに出かけた街である。 街並みは多少様変わりしたかもしれないが、「新橋」という雰囲気が十分にある。 しかし、たしかこのあたりにあったはずなんだがそれがない。 その周辺をぐるぐる回ってみるが見つからない。 ここの店もなくなってしまったのか。

一途の望みをかけて最後の店へ向かう。 大通りを少し銀座方面に入った店だ。 この店へは数回しか行ったことはなかった。 でもどうかまだ残っていますようにの思いを胸に歩く。 するとあった! カレーの店スマトラ。 ちゃんとあったではないか。 涙が出るほどの感激である。 この店のキャラクター(?)である無表情のインド人(?)が目に入る。 ついに帰ってきたんだと感無量である。 早速、店の中へ入る。

この店のメニューは、「スマトラカレー」(普通盛り)と「カレー大盛り」の2つのみ。 サイドディッシュで、サラダ、卵、らっきょうがある。 カレー大盛は、ルーが別皿で出てくる。 メニューも20年前と変わっていない。 テーブルには、3~4種類の薬味が置いてあり、好きにとって食べることができる。 カレーの普通盛りを注文する。

店内はカウンターのみである。 席はほぼ埋まっている。 コの字型のカウンター内では3人の従業員が忙しく働いている。 さて、注文したカレー普通盛りが出てきた。 大方のカレーの盛りつけ方といえば、お皿半分にご飯を盛り、片側にルーを盛るスタイルだ。 だがここのカレーは、平盛りにしたごはんの上からカレーソースをかけるスタイルだ。 この20年前と変わらないスタイルにあらためて感激する。

スプーンで一口食べる。 口の中でカレーとごはんが混ざり合う。。。 この味だ、この味。 ここのカレーを一口で例えると、家庭の味。 家庭の味にもいろいろあるが、ハイカラな家庭の味ではなく庶民的なカレー。 庶民的カレーというと、スーパーなどで買うことのできる固形ルーを調理したカレーをイメージするかもしれない。 だが違う。 手作りで、温かみがあるカレーである。

スマトラカレーの特長は、まず、カレーソースが、サラサラとまったりのちょうどいいバランスである。 これは煮込んだジャガイモがくずれてソースに溶け込んでいるからであると思う。 変に重ったるくなく、スプーンですくった感じがちょうどいい。 次に、具は豚肉のみ。 豚肉だけではないのだろうが、煮込んだことで溶け込み、認識できるのは豚肉のみである。 また、この豚肉も、脂が少ない肉で、適度な大きさで長方形に角切りされている。 これがこのカレーにぴったり合う。 最後に、適度にスパイシーである。 決して辛口ではないが、香辛料を上手く効かせたブレンドである。

もう無言、無心でカレーを食べる。 このカレーに再会できた喜びと幸福感でいっぱいであった。 また虎ノ門エリアを訪れる際は、ぜひこの店に来たい。 (完)Photo

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ルルくん・イン・虎ノ門 その3

ルルくん・イン・虎ノ門 その2」 より続く。

新橋駅まで歩く。

通りの雰囲気は昔の面影を残してはいるがやや違和感を感じる。 やはりよく利用していた店がなくなっているからであろう。 ここにはあの建物が建っていたよな。 あそこには、行こう行こうと思っていたけど、行くことのできなかった店があったはずなんだけど。 20年以上も経てばそれも当り前なのかもしれない。Cimg1602 

そんなさびしい光景を見ながら歩く。
小諸そばがあった。 Cimg1601_2

小諸そばは関東一円に店舗を構える立ち食いそばのチェーン店である。 だが侮ってはいけない。 そばの、まるで打ち立てのような歯触りと香りのよさ、江戸前そばのような甘ったるい感じがなく柚子の風味がよく合うつゆ、そして店内で揚げている、ゲソや小柱が入ったかき揚げ。 ここのかき揚げそばは絶品である。 かけそばと天丼がいっしょになった天丼セットもお得な値段で味、ボリュームともに満足のいくものだった。 自分も当時、かなりお世話になった。

ここで食べたい郷愁にかられたが踏みとどまる。
すでに、この虎ノ門への久々の訪問でのランチはここでと決めてある。
さらに歩を進める。 目指す店の名は、「カレーの店 スマトラ」。

ルルくん・イン・虎ノ門 その4(最終回)」 へ続く。

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ルルくん・イン・虎ノ門 その2

ルルくん・イン・虎ノ門 その1」 より続く。

ビルの裏口から外へ出る。Urate_2 右側には東京タワーを見ることができる。

目の前に見えるのは愛宕山である。 江戸時代から愛宕山は、その山頂からの江戸市街の景観の素晴らしさと武士間の信仰で有名な場所であった。 東京都23区内で最高峰の天然丘陵として知られている。 この愛宕山に登るにはいくつかのポイント箇所があるのだが、このビルの裏手からは民家の脇を沿って階段がある。 そこを登る。

山とは言っても、標高わずか25メートル程度なのでさほど苦労しない。 生い茂る草木を横手に階段を上る。 やや広い道路に出る。 その左手にある建物の1Fには「田崎真也ワインサロン」とかかれたお店がある。 これは昔はなかった店である。 聞くところによると、ワインと料理を供するだけではなく、ワインスクールのような場所であるらしい。 Saikon

さらに登ると右手に民家っぽい家屋が見えてくる。 ここは「菜根」という名の中華料理のお店である。 菜根と書かれたのれんとメニューの立て看板がある。 自分が利用していたころは、そういったものもなく、ここがお店であるのかどうか全く判別できなかった。 またお店とわかったあとも、値段がどれくらいなのか予想だにできなかった。 今はどうかわからないが、座敷で食べる中華料理であった。 値段も普通のお店よりは多少高めであったが、その味と雰囲気は満足できた。 特に、エビチリやエビマヨのエビ料理がおいしかったことを思い出す。 お昼時ということもあり久しぶりにここで食べようかとも思うが、他にぜひ行きたい店があったのでやめにした。

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愛宕山の山上には愛宕神社がある。 1603年に徳川家康が江戸の町の防火目的で作られた神社である。 桜が咲く季節は神社内が桜に彩られてとても美しい。 自分も当時、同僚とお昼にお弁当を持ってここへ食べに来たり、花見をやったりした思い出がある。 この神社には見所や名所的なものがいくつかある。

まずは神社内の池である。 Ike 小さい船が浮かんでおり、池の中にはたくさんの鯉がいる。 神社内の雰囲気にマッチした光景はのどかで落ち着いた感じがある。 その池の先を行くと記念碑がある。 Sakurada

万延元年 3月3日。時の大老、井伊直弼を水戸浪士が討った桜田門外の変の際、水戸浪士が集結したのはこの愛宕神社であった。 雪の降るこの日、神前に祈願したのち、歩いて桜田門に向かったということである。 また、この愛宕山にはNHK放送博物館がある。 1925年に国内初の放送業務を行った歴史的場所である。 

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そして最大の見所は「出世の石段」と呼ばれる急勾配の石段である。 寛永11年、徳川三代将軍 徳川家光が将軍家の菩提寺であるこの近くにある芝増上寺への参詣の帰りにこの神社の下を通った。 折しも春、愛宕山には源平の梅が咲き誇っておりました。 家光公はその梅を目にし、「誰か、馬にてあの梅を取って参れ!」と命じた。 だが、石段のあまりにも急勾配さゆえ誰一人として登ろうとするものはいなかった。 下手すると馬と一緒に命を落としかねないので当然であった。 するとそのとき、丸亀藩の家臣で曲垣平九郎が馬とともに石段を登り始めた。 そして見事、山上へ到達し梅を手折りし、再び馬にて石段を降り、家光公に梅を献上したという。 間近で見ると、そんな故事が本当にあったのかと思わせるほどの急勾配である。 酔っぱらっていてはとてもじゃないが降りることはできない。 普通の状態でも少し恐怖感を感じるくらいである。

また、この愛宕神社内には風情のある茶屋があり、湯茶と軽食でくつろぐことができる。
なつかしの愛宕山を後にし新橋方面へ歩く。

ルルくん・イン・虎ノ門 その3」 へ続く。

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ルルくん・イン・虎ノ門 その1

社会人として、初めて足を踏み出した地は、いつまでたっても忘れられないものだ。 「あっ、この風景覚えてる!」、「この店でよくメシ食ったな」 などと、当時の思い出が瞬時によみがえってくる。

自分にとっては、それが虎ノ門であった。
虎ノ門の職場を離れた後も、何度か足を運ぶ機会があったが、その懐かしさはいつまでたっても変わらない。 だが、20年以上も前に自分が目にしていた虎ノ門の周辺は、今ではかなり変わってしまった。 当時、この虎ノ門への通勤は電車を使っていた。 まだ営団地下鉄と呼ばれていたころであるが、丸の内線の赤坂見附駅で銀座線に乗り換えていた。 赤坂見附~虎ノ門間は一駅なのだが、それが異常なまでに車内が混雑していた。赤坂見附駅に到着し、乗客が出てくるよりはるかに多い乗客がどっと車内になだれ込む。 まさに体がわずかに浮き上がっているかのような感覚をたびたび覚えた銀座線の車内だった。

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その虎ノ門で下車し、官庁街を背にして虎ノ門交差点に立つ。 ここから神谷町方面へ向け勤務先まで歩いていた。 右手に虎ノ門金刀比羅宮が見える。 虎ノ門のビル街の中にたたずむ神社である。 例大祭時や普段の時でも出店もあって、いい雰囲気を楽しめたことを思い出す。Cimg1576

先を少し歩くと、交差点左に「アルバトロス」という名の喫茶店が見えてくる。 この店へは、先輩のSさんとよくサボりに来たことを思い出す。 午前中にしめし合わせて会社を抜け出し、ここの店のモーニングサービスをよく食べにきたものだった。 しかしこの店がまだ残っていたとは驚きとともにとてもうれしく思えた。

この虎ノ門のストリートで強く印象に残っていることがある。 自分がここで働いていた15~20年前は、週休二日制がかなりの企業に導入され始めていた頃だったように思う。 この虎ノ門にビルを構える企業のほとんどがそうであった。 だが、自分が勤めていた会社は、2ヶ月に一日程度、土曜日フルタイム出勤があった。 その土曜の夕方になると、人通りもかなり少なく、まるでゴーストタウンのような雰囲気を味わったことを思い出す。

さらに歩き、第33森ビルへ来る。 ここが虎ノ門で一番長く勤務した場所である。 このビルの隣には、岡埜栄泉という名のある和菓子屋がある。 代表的な和菓子は豆大福。 小豆餡がたくさん入っていてもちもとてもやわらかくなめらかだった。 だが、当時のことであるがここの店員の 「売ってあげる」 的な態度が若干不快だったなと思い出した。 ビルの中に入ってみる。 レイアウトは当時のままである。 ボードに記載されている入居している企業を見る。 社名が変わった会社もあるかもしれないが、当時自分が働いていたころにあった会社の名前はまったく見つけることができなかった。 また、一階には食事のできる店がありよく利用したものだが、当時の店はなく店の数も減っていた。 時の移り変わりにともなう寂しさを感じた。

ルルくん・イン・虎ノ門 その2」 へ続く。

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台湾うなぎは美味

ネットアンケートの懸賞で台湾産うなぎが送られてきた。

うなぎは国産か中国産というのが日本の市場では一般的である。 逆に、台湾産うなぎを店頭で見かける機会はあまりないように思える。 そして輸入うなぎとなると、その安全性や産地の偽装が問題になる。 実際、台湾産うなぎも数年前、これらの問題が取りあげられたことがあった。

Photo_7 送られてきたうなぎは、小さめの蒲焼が10個入っていた。 添付されていた紹介パンフレットを読んでみると興味深いことが書かれていた。 台湾うなぎの輸出先の9割が日本。 そして台湾うなぎも日本うなぎも同じ場所で生まれた同じ品種であるということだ。生育環境も台湾の国土は日本の約10分の1だが、うなぎ1匹に与えられる養殖池の面積は、逆に日本の10倍である。 台湾の温暖な気候と豊かな水源を活かしじっくり育てられるのが台湾うなぎであるとのことであった。

早速食べてみる。
パックごとをお湯で温め、炊き立てご飯にのせ鰻丼にする。 うなぎの身は、箸で簡単に切れるやわらかさである。 うなぎだけを口に入れる。 やわらかいだけではなく、身のほろっとした崩れ具合がいい。 うなぎとご飯を一緒に食べてみる。 身の柔らかさがしゃっきり儀身に炊いたご飯と会う。 タレの味付けもくどくなくいい感じである。 身に適度な厚さがあり、輸入うなぎによく見られる分厚い皮ではなく、皮の薄さが感じられる。 国産のうなぎとあまり変わらないのではないかという感じを受けた。 とても満足できた。Photo_8

先に述べた安全面も、24時間体制の専用検査センターや生産履歴追跡システムなどにより、厳しい品質検査に合格したうなぎだけが日本へ輸入されるという。 今後、台湾産うなぎを店頭で見かけることがあれば、また味わってみたいと思う。

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ルルくん・イン・シンガポール その16 (最終回)

ルルくん・イン・シンガポール その15」 より続く。

ディナー場所はラサ・セントーサ・リゾートである。
ここは、セントーサ島の美しい白浜のシロソ・ビーチと南シナ海の絶景を望むビーチフロント・ホテルだ。 確かに、丘陵に立つこのホテルからの眺めは素晴らしい。 食事はシルバー・シェル・カフェ(Silver Shell Cafe)のバイキング料理だ。 和洋中と言うか、アジア料理を中心としたインターナショナルな料理が楽しめる。Cimg1191 Cimg1193

食事場所は屋外のテラスである。 夕刻の今は、昼間のぎらぎらの太陽もなく、わずかではあるが涼しく感じる。 ドリンクで乾杯の後、各自料理を取りに行く。 前菜から、スープ、メインディッシュ、そしてデザートまでたくさんのバリエーションの料理が目の前にある。 どれから食べようかとても迷ってしまう。 チームメイトも何から取ろうかと考えている。Cimg1199 Cimg1200 Cimg1201 Cimg1202 Cimg1203

自分はまず、魚介類のカナッペ、ヤムウンセン(春雨とエビのエスニックサラダ)、サテ(インドネシア風焼き鳥)を食べてみる。 カナッペにはキャビアがトッピングされておりアクセントがある。 ヤムウンセンはもう少しホットな味付けがいいかなとも思うが、全体的にバランスが取れている。 サテもピーナッツ風味が突出してなくおいしい。 次にスープを飲む。 3種類のスープがあったが、自分は 薬膳スープを取る。 体にいいものはトライしてみたい。 飲んでみるが薬膳っぽい感じはあまりない。 チキンベースのスープに、ナツメ、クコ、朝鮮人参などを入れてシンプルに味付けしている。 口にあったのでおかわりをしようとすると、あまり飲み過ぎないようにとのアドバイスを仲間からもらう。 漢方に近い成分が濃縮されているスープなので、人によっては体調に変化をきたすこともあるらしい。

次に食べたのはカレーだ。 これもタイ風、インド風と数種類ある。 タイ風はレッドカレーとグリーンカレーが用意されている。 すべてのカレーをナンと一緒に食べる。 バイキングでのカレーはおいしくないというのが定説だが、ここのカレーはとてもおいしかった。

この後何を食べようかと物色していたらカキがあった。 殻つきの生カキである。 細かく砕いた氷の上にそれらがたくさんのっている。 自分は生カキが大好きである。 以前はどちらかと言えば嫌いな食材だったが、貧血を治療する過程で鉄分の豊富なカキを食べるようになりその後このおいしさに魅せられてしまった。 日本のバイキングで生カキはまずありつけないであろうし、ありつけたとしても高い値段である。 早速、取り皿に6個のせテーブルに戻る。 レモンを絞ってカキを口にする。 うーん、おいしい。 臭みはまったくなく、小ぶりではあるがカキ独特の風味が口の中に充満する 。 あっという間にすべて食べ終え、またおかわりをする。 生カキをとって再びテーブルに戻ってきた自分に Raymond がそんなに食べて大丈夫かと聞く。 確かに、生の貝類は注意しなければいけない。 いつも食べている自国のものではないこともある。 また、この後日本に向けて旅立つわけである。 航空機の中で、万が一、体調に異変をきたした場合、どうすることもできなくなる。 一瞬考え込むが、まあ大丈夫だろうということでそれらを食べ終え、3皿目のおかわりをする。

おいしい食事とワインで十二分にディナーを満喫し、岐路へ向かうため預けておいた荷物をピックアップしにホテルへ向かう。 時間のない中、セントーサでの汗を流すべくシャワーを浴びた後、空港へ直行する。 深夜便なので日本到着は翌早朝である。 空港でのお土産は、ベンガワン・ソロ (Bengawan Solo) のカシューナッツクッキー、朝鮮人参茶のティーバッグ、そしてタイガーバームの軟膏にした。 お土産を買った後、小腹がすいたのでSakae Sushi で きつねうどんを食べる。 だしも絶妙で、味付け油揚げもたくさん乗っかっていておいしかった。Cimg1208 Cimg1210

まだまだ食べきれなかったシンガポールの料理と、今回はビジネスだったゆえ行くことのできなかった名所やリゾート地を求め、ぜひ近いうちにプライベートで訪れたい国である。(完)

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ルルくん・イン・シンガポール その15

ルルくん・イン・シンガポール その14」 より続く。

ジリジリと太陽が照りつける中ではあるが、チェックポイントを目指し島内を歩く。 自分はどんなに暑くても暑さを気にしないタイプというか体質(?)なので、このウォーキングは全くもって快適である。 このセントーサは本当に自然が豊かで、それを身近に実感する。 シンガポール最大の熱帯海洋水族館のアンダー・ウォーター・ワールド(Underwater World)や、1,500匹もの蝶の標本を展示するバタフライ・パーク(Butterfly Park)、また一万本以上のラン(オーキッド)が咲き誇る美しい庭園のオーキッド・ガーデン(Orchid Garden)など、自然と触れ合うことのできるスポットがたくさんある。 それらを目にするたびに、このレジャー施設いっぱいの楽園で一日中遊んでのんびり過ごしたいと思ってしまう。Dsc_0534

いよいよ、最終チェック地点であるパラワン・ビーチへやってくる。Dsc_0570 ここでの指令は、砂浜に描かれた半径1.5メートルほどのサークル内に入らずに、中心に置かれているビンの中に入ったピンポン玉を取り出すというものである。 それを遂行するために、いろんな小道具が置いてある。 綱、スコップ、大小のバケツ、ライフベストなどなど。 ビンの中のピンポン玉を取り出すには、ビンの中に水を入れて玉を外にあふれ出させなければいけないということはわかるが、サークルの外からどうやればいいのか多いに悩む。 水を汲むためにビーチまで何度も往復したり、人間をロープで縛りつけ円の外から体を斜めに倒しながらビンに水を入れたりと、かなり体力を使う。 しかしどうやってもうまくいかない。 Dsc_0579_2 そのうちもうひとつのチームがやってきて、あっという間にこのゲームをクリアしてしまった。 ポイントはロープと小さいバケツを使ってビンの中に水を入れることであった。 相手のチームにはガールスカウト経験者がいたのでその発想ができたらしい。Dsc_0591 すべてのアクティビティを終了し、ウォームアップを行った施設に戻る。 各チームメイトのどの顔にも充実感と達成感があり、さらにチームワークが高まったと感じる。 最後に、スターシップ(Starship)の "Nothing's Gonna Stop Us Now" の曲にのせて、セントーサでの今日一日の我々のアクティビティ・ダイジェストがビデオ上映された。 いろんなシーンでのチームメイトの動き、セリフ、表情などなど、みんな抱腹絶倒であった。 よくもこんなに短時間でここまで編集できたものだと感心した。 この研修プログラムをオーガナイズしたのは、FOCUS Adventure という企業であった。 シンガポールの各地に加え、マレーシア、バンタン、ビンタンにもラーニングサイトがある。

肉体的にハードであったが大きな満足感を得ることができた研修であった。
さあ、からだをおもいっきり動かした後に待っているのは楽しいディナーである。

ルルくん・イン・シンガポール その16(最終回)」 へ続く。

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ルルくん・イン・シンガポール その14

ルルくん・イン・シンガポール その13」 より続く。

かつての軍事基地を一大リゾート・アイランドにしたセントーサ(Sentosa) は大人も子供も思いっきり楽しめるシンガポールリゾート地である。

セントーサへは一般車の乗り入れが規制されているため、アクセスはバスかケーブルカーを利用する。 自分たちは専用バスでセントーサへ到着する。 バスから降りる。 このセントーサ島でも蒸し暑さは変わらない。 このあたりはセントーサ・リゾート・アンド・スパがあるところのようだ。 山の上なので海が見える。 島内の交通は、バス、モノレール、そしてビーチトレインという蒸気機関車がある。 いずれも運賃は無料である。

研修施設へ入り早速、ウォームアップ・エキササイスを行う。 「チーム・ビルディング」のための研修なので、スキンシップを中心にしたアクティビティやゲームをする。 結構これが面白い。 たまに顔を合わせる仲間たちなので、その中で新鮮さや意外性を発見・認識しさらにチームワークが深まったように感じる。

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その後は、研修のメインとなるオリエンテーリングである。 あらかじめ決められた5~6人のチームに分かれる。 自分にとってオリエンテーリングなんて数十年ぶりの体験である。 各チームにデジタルコンパスが渡される。 それを頼りにしながら、チェックポイントにて要求されている課題をこなし最終目的地への到達時間を競い合う。 各チェックポイントは 、セントーサ島内の主要スポットがあてられており少しは観光気分も味わえるかも(?)。 Dsc_0472

自分もチームのみんなも要領があまりわからないので戸惑うが、とにかく行こうということで、コンパスを頼りに歩を進める。 このセントーサ島は本当に自然との一体感が楽しめる。 自然といっても人それぞれにイメージが違うだろうが、雄大さよりも身近な自然とでも言うべきだろうか、それを満喫できる。 チェックポイントを探しみんなで歩く。 一般道を歩くこともあれば、山道を歩くこともある。 やはり、仲間と一緒だと楽しい。

チェックポイントのひとつであるマーライオンのふもとに来る。 このマーライオンは、先日見たマーライオン像ではもちろんなく、それよりもはるかに巨大で高いモニュメントである。 セントーサ島でもシンボル的な存在になっているこのマーライオン・タワーは高さが37メートルもある。 マーライオン内はエレベーターで昇ることができ、マーライオンの口である9階と頭頂部の12階が展望台となっており、セントーサ島およびシンガポール本土の眺望が楽しめる絶好のポイントである。 われわれもこのマーライオンを興味深く見上げる。 だが展望台へ行く時間はない。 あきらめて次のチェックポイントへ向かう。Dsc_0508 

ルルくん・イン・シンガポール その15」 へ続く。

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ルルくん・イン・シンガポール その13

ルルくん・イン・シンガポール その12」 より続く。

翌朝、疲れもとれ気持ちよく目覚める。 太陽の陽がまぶゆいばかりであるが、今日も本当に良い天気である。 今日は「チーム・ビルディング(team building)」 でセントーサ(Sentosa)へ行くことになっている。 絶好の天気である。 今から楽しみだ。

この蒸し暑さも今日限りかと思いながらストリートを歩きオフィスへ向かった。 自分も含めほとんどのメンバーは今日がシンガポール滞在最終日である。 会議では自らが代表する国や地域のビジネスラインの目標発表やそのための施策をプレゼンし、ラップアップの後閉会となる。 今日は土曜日ということもあって、オフィス内にも人が少ない。

昼食はサブウェイ(Subway)のサンドイッチだ。 朝、それぞれが好みのパンとフィリングで注文していたものが届けられた。 自分は、ライ麦パンにローストビーフと野菜を挟み込んだシンプルなものにした。 さっそくほおばってみる。 ローストビーフがやや火が通り過ぎている感じだが全体的なバランスはいい。 薬味のホースラディッシュがいい演出をしている。 Alex が食べている「テリヤキチキン」もおいしそうだ。 この Subway は米国ではメジャーなファーストフード店であり自分も現地で何度か食べたことがあるが、とにかくボリュームがすごかった。 これが一人が食う量か? といつも思っていたが、このシンガポール版はごくごく普通の一人前である。 自分としては少し食べたりない気がする。

Subway は日本にも展開しているチェーン店である。 それほどたくさんの店舗が国内にあるわけではないが、自分としては結構好きなファストフード店である。 おすすめは 「テリヤキチキン」、「ターキーブレスト」、「ケイジャンチキン」 である。 テリヤキチキンは甘めのしょうゆフレーバーが鶏肉にぴったり合う日本人好みの味である。 ターキーブレストは日本国内ではあまりお目にかかれない七面鳥の胸肉を使っておりその淡白さとソースとのコンビネーションが素晴らしい。 そしてケイジャンチキンは、日本でもあまり知られていない米国南部のケイジャン(Cajun)料理の流れを汲むピリ辛かつスパイシーなソースがおいしい。

Subway のおいしいランチを食べ終え、いよいよセントーサでのラスト・アクティビティに向けてオフィスを後にする。

ルルくん・イン・シンガポール その14」 へ続く。

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