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ルルくん・イン・シンガポール その7

ルルくん・イン・シンガポール その6」 より続く。

翌朝、昨日と同様にホテルのバイキングで朝食をとる。

すでに、自分の 「ボス」 である Raymond が座って食べている。 そこのテーブルに自分も席を取る。 Raymond が、「昨夜はどうだった?」 と訊く。 Long Beach で食べた。 とてもおいしかったと答えると、「あそこのクラブ料理は最高だよ!」 と返してくる。 実は、ボスは昨夜、取引先の接待があり自分達のパーティーには参加できなかった。

朝食を食べながら業務の報告を行う。 彼は米国の大学を卒業した香港人で、かなりのエリートだ。 仕事でもその分析的かつ論理的な思考と、プロアクティブでフォロースルーまでをも考慮したアクションを適宜に指示・実行できる。 まさに、自分が目標とする上司である。

遅れてAlex がテーブルに参加した。 食事をしながらの話題は、もっぱら Alex の結婚である。 彼は、今年の夏に結婚予定である。 新婦のことを訊くと、同い年でキャリアウーマンらしい。 メディア関係の仕事をやっていて、日本にもたびたび来ることがあるそうだ。

結婚式についても訊いてみた。 すると、200人を招待すると言う。 盛大な結婚式だと思ってびっくりしたが、さらに驚いたことは、これは Alex 側だけの人数で、新婦側でも同じ200人の計400人を招待すると言う。 400人規模の結婚披露宴というと、日本では芸能関係者の披露宴くらいしか思い浮かばない。 ずいぶん豪華な結婚披露宴になるのかと思っていたが、Alex の話では、招待者のご祝儀は、大体3万ウォン(約3,000円)が平均らしい。 日本の相場の10分の1である。 食事もバイキングスタイルで行われ、披露宴自体も1時間ほどで終えるらしい。

朝食を終え、ホテルの外へ出る。 相変わらずの湿気と暑さである。 日陰を探すようにしてオフィスへ向かう。Withray

ルルくん・イン・シンガポール その8」 へ続く。

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